1989年ごろ、友達から一式を売ってもらいました。基本的にはBS-BASICでのプログラミングの用途がメインです。
当時はデータレコーダー(カセットテープ)にプログラムを記録するため、本体の頭から出ているオーディオ端子でプログラムを録音して保存していました。なお、ファミリーベーシック用のデータレコーダーがエラーが少なくて良かったです。(それでも2回はベリファイしないと危険でしたが・・・)
なお、当時のパソコン雑誌である「マイコンBASICマガジン」の投稿プログラムコーナーにも掲載されることはほぼ無く、BASIC言語はこの機種専用のオリジナル言語なので、雑誌掲載の他のプログラムも参考にならず、結局、付属のマニュアルを見ながら手探りでプログラムを実施しました。
ただ当時としては珍しく「スプライト」機能がついていました。(キャラは単色ですが)
なお、本体は壊れてしまい廃棄。BS-BASICカートリッジもどなたかへ渡りました。
原則8色のRX-78ガンダムで、なんと27色もの色が使用できるグラフィックソフトです。
ただ、マウスの無いこの時代、グラフィックの入力は劇的に難しく、キーボードに専用のシートをかぶせて、上下左右の十字キーでカーソルを動かして絵を描いていました。
もちろん、描いた絵を保存する先はカセットテープです。
ケーブルに触れるとノイズが入るので、とにかく慎重に録音する必要があります。
カートリッジはこんな感じです。セガのカートリッジに雰囲気が似ています。
こちらはRX-78 GUNDAM専用ゲーム。しかし、当時は既にファミコンが普及しており、スーパーマリオ、ドラクエ、ゼルダの伝説、影の伝説、ディグダグ、スターソルジャー、悪魔城などが楽しめる状況下で、このゲームを楽しむのはかなりしんどいものでした。
音もビープっぽく、操作性もゲーム性も正直苦しい感じでした。
もう本体が無いので動かないですが、捨て忘れたカートリッジ、思い出として大切に置いておきましょう。