電車の先頭や横についている、行き先や種別を表示する方向幕をつくってみました。
きっと、電車好きのお子さんには受けること間違いないでしょう!!
・割り箸(竹の割り箸が良い)
・厚紙(できるだけしっかりしている厚紙)
・ボンド(厚紙をくっつけるため)
・A4の紙(方向幕)とプリンタ(方向幕を印刷するため)
・セロファンテープ(方向幕を割り箸にとめるため、方向幕をくっつけるため)
・パンチ(穴あけのため)
・のこぎり(割り箸を短くするため)
・はさみ(厚紙や方向幕を切るため)
※番外編の場合は、トイレットペーパーの芯
外箱を作ります。サイズはお好みでよいのです。参考までに今回作ったのは、
5cm*5cm 長さは10cm の直方体です。表示窓の幅は5cmです。
赤色のところを切ると、いい感じに組み立てられます。
外箱は、右側からスライドして、内箱を格納するので、右側を空けておきます。
外箱の中に内箱を右からズズズっと格納していきます。
外箱を展開するとこんな感じです。できるだけしっかりした紙が良いです。
外箱にぴったり収まるサイズの内箱を作ります。
ただし、箱と言っても、幅4.8cm、長さ35cm位のながーい紙を、約4.8cm*約9.8cmのロの字型に折ったものです。
なお、写真は完成後なので、割り箸が既にセットさっており、手順3の揺れ止めや、ロール紙を安定させるためのリング、そしてロールが内箱についている状態になっています。
◆後ろから撮影したものです。(写真は完成後です)
左右逆にしてみます。
竹割り箸も切っておきましょう。この図面だと12cmにカットします。
さて、内箱に穴を開けて、割り箸を刺してみましょう。
内箱の穴は事前にパンチなどであけておくと良いです。
この写真は、内箱を外箱に入れて、割り箸の刺した側から撮影したものです。
先ほどの写真にあった割り箸安定用の揺れ止めを作ります。
そして内箱に揺れ止めをつけます。これは、割り箸を安定させるためには欠かせません。
これで割り箸が安定します。
ロールの幅によっては不要なのですが、今回は、ロール紙が短い場合を想定して、ロール紙を安定して巻きつけるためのリングをセットします。
厚紙を図面のようにきります。
そして、割り箸にセットします。こんなイメージです。(裏面から撮影)
リングが移動してしまうと、意味が無いので、リングが移動してしまわないように厚紙を内箱に入れます。
厚紙でリングが右のほうに行かないように、止めています。
お待ちかね、行き先・種別が書かれたロールを作成します。
A4サイズで好きな行き先を作ってください。
今回は、窓の幅が5cmなので、ロールの幅(表示部分の幅)は6cm以上になるようにしましょう。
お試しで、西武新宿線・池袋線、拝島線・国分寺線などを作ってみましたのでサンプルをダウンロードできるようにしてみました。
<サンプルダウンロード(PDF)> <サンプルダウンロード(PowerPoint)>
印刷して、6cm幅に切って、くっつけてながーーいロールを作ってみてください。
同じように2本の割り箸にくっつけて、ロールを巻き取ります。
そうしたら、外箱に中箱を挿入します。
完成です!
ちょっと、ロール方式は作るのが大変そう・・・
もっと手っ取り早い方法は無いの??!!
・・・と言う方には、表示できる方向幕の数は減りますが、簡単に作れる方法があります。
まず、手順1で外箱を作ったら、
トイレットペーパーの芯を探してきます。
そして、トイレットペーパーの芯に、行き先表示を貼り付けます。
すると!こんな感じで、お手軽に作れました。
ご紹介した手順ですが、私が試行錯誤をしつつ作った結果の手順なので、これがベストではありません。
是非とも、この手順よりより良い方法を考えてもらえれば・・・と思います。