<都市交通>LRT導入の検討・ニュータウン編(奈良県・中大和地域)
LRT導入の3条件(ニュータウン編)
ここでは、LRTを導入しても経営が成立するために、厳しい条件をあげ、その条件を満たす場所を紹介する。
(条件1)LRTがサポートするエリアの人口が5万人以上おり、路線長は10km程度(片道20分程度)であること。
(条件2)住宅地の中心や大学・高校・大型スーパー・市役所等の公共機関が、最寄の駅より5キロ以上、丘陵地で2キロ以上離れたところにあること。
(条件3)拠点となる駅が、都市と比較的短時間で直結しており、快速等の停車駅であり、幹線道路にバスが1時間に6本以上通っていることこと。
■王寺駅−五位堂駅ルート
特徴
- 大阪のベットタウンとして、中大和の丘陵地帯南北10km、東西5km程度のがニュータウンとして開発されている。大阪のベットタウンのため、大阪への通勤客が多い。しかし、丘陵地帯のため起伏が激しく、鉄道が未整備のため、拠点駅へは自動車・バスにが利用されている。まだ多くの住宅用地が残っており、今後大幅な人口の増加が見込まれる。
情報
- エリア人口:推定10万人(5市町)
- 路線長:全長8.5km
- 拠点駅:4つ(JR王寺駅=快速停車・近鉄王寺駅・近鉄新王寺駅 〜 近鉄五位堂駅=快速急行停車)
- ニュータウン:8つ(星和台・中山台・片岡台・桜ケ丘・服部台・葛城台・馬見台・真美ケ丘)
- 大型スーパー:3つ
- 高校:2校、短大:1校、中学:1〜3校
- 役所:2つ、出張所:2つ
- 幹線道路沿いに大型飲食店・大型スーパー・複合型映画館などの出展が相次ぎ、利用者も増大している。
現在の問題点
- 自動車に依存した生活のため、生活道路での交通事故が多発している。
- バスの本数が少なく便利が良くない。
- 対象エリアの南半分は五位堂駅から近鉄経由難波、北半分は王寺駅からJR経由天王寺・大阪へと2分されているため、南半分エリアから王寺駅へ行くこと、北半分エリアから五位堂駅へ行くことは困難である。
- 人口の増加によって、交通渋滞が激しくなってきている。

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