PowerPointって資料を作ったりとイラストを描いたりと便利ですね。
作成した資料は、画像で出力することもできます。
ただし、画像で出力した際、「解像度が低い・・・」と思うときがあります。
こんな時は、「レジストリ」をいじることで、解像度を変えることができます。
ちょっと難しいかもしれませんが、やってみると簡単ですので、お試しください。
https://docs.microsoft.com/ja-jp/office/troubleshoot/powerpoint/change-export-slide-resolution
上記に出力解像度の変更手順についての記載があります。
スタートから、コマンドプロンプトを起動します。
そして、お約束、レジストリエディタを起動。
regedit と入力
そして、各Officeのバージョンに応じてパスを探していきます。
PowerPoint 2016、2019、PowerPoint for Office 365
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\16.0\PowerPoint\Options
PowerPoint 2013
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\15.0\PowerPoint\Options
PowerPoint 2010
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\14.0\PowerPoint\Options
PowerPoint 2007
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\12.0\PowerPoint\Options
PowerPoint 2003
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\11.0\PowerPoint\Options
以下は、Office2003の場合です。(古い・・・)
順番にパスをたどっていきます。
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\11.0\PowerPoint\Options
到着しました。Options のフォルダマークを選んで、[編集(E)]⇒新規⇒「DWORD(32ビット)値(D)]を押します。
そして、新しいサブキーができるので、名前を入れます。
「ExportBitmapResolution」という名前を設定します。
そして、値を編集します。ダブルクリックで以下の画面が開きますので、値を入れます。
10進数にして値を設定します。
値は以下を参考に設定します。
値(10進数) | 4:3 | 16:9 |
96(規定値) | 960 x 720 | 1280 x 720 |
100 | 1000 x 750 | 1333 x 750 |
144 | 1440 x 1080 | 1920 x 1080 |
150 | 1500 x 1125 | 2000 x 1125 |
200 | 2000 x 1500 | 2667 x 1500 |
250 | 2500 x 1875 | 3333 x 1875 |
300 | 3000 x 2250 | 4000 x 2250 |
以上です。