東京〜大阪間などを安く移動するには欠かせない高速バスですが、うまく利用しないと、がっかりすることも・・・。そうならない為に、様々な夜行高速バスを利用した経験(失敗!)から、注意しなければいけないことをまとめてみました。
ツアー系のバスは、そのツアー会社のホームページから予約するよりも 楽天トラベル などから予約する方が安い場合があります。理由はよくわかりません。楽天とバス会社の間でそのような契約になっているからでしょうか・・・。
参考までに・・・・ 以下の3つの予約サイトで日本中のほぼすべての高速バスの空席チェック&予約ができます。
高速バスは座席の総数が少ないため、週末などはすぐに満席になってしまいます。早い目の予約が良いと思います。
<ツアー系バス> ツアー系の高速バスで多くの高速バス会社のバスを選択して予約できるサイトとしては、楽天トラベルの高速バス予約がメジャー。 |
<JR系・私鉄系バス> JR系や私鉄系の高速バスの予約は、日本旅行バスプラザが有名。 |
やっぱり、夜行バスでの移動はしんどいです。
この日は、安いはずの夜行バスが、安くないのです。
しかも、金・土・日・祝前日は、4列シートバスはほぼ満員、3列シートバスも混雑します。
この日程で夜行バスを乗る予定ならば、あらかじめ覚悟しておく必要があります。
ちなみに、平日ならば、隣に誰も座らない、前後の席に誰もいない、など、4列シートでもお得なことがあります。
参考までに、他の経路との比較 (東京←→大阪の場合)
その他の交通手段 | 特記 | 所要時間 | 料金 |
土日祝前日のバスとの差額 |
|
3列シート | 4列シート | ||||
新幹線(自由席) | とにかく 楽で早い |
2時間半 | 約13,000円 | 4,500〜5,500円ぐらい バスの方が安い |
8,000円ぐらい バスの方が安い |
寝台特急サンライズ 出雲・瀬戸 ノビノビ座席(大阪→東京) |
横になって眠れる でも大阪→東京のみ |
6時間半 | 約11,500円 | 3,000〜4,000円ぐらい バスの方が安い |
6,500円ぐらい バスの方が安い |
普通列車 | 暇ならば・・・ | 10時間 | 約8,500円 | 0〜1,000円ぐらい バスの方が安い |
3,500円ぐらい バスの方が安い |
季節:ムーンライトながら +新快速 or 近鉄特急 |
やや安いが 予約取り難い |
8時間 | 約9,000円 | 500〜1,500円ぐらい バスの方が安い |
4,000円ぐらい バスの方が安い |
季節:ムーンライトながら +新快速(青春18利用) |
とにかく安いが 予約取り難い |
8時間 | 約4,500円相当 | 4,000円ぐらい 電車の方が安い |
500円ぐらい 電車の方が安い |
※ムーンライトながらは2020年3月で無くなっちゃいました。
・・・と、言っても、コストメリットはバスのほうが大きいですね。 以下を読んで、とにかく、覚悟した上で、ご乗車ください。
これは、基本的にツアータイプのバスに多いのですが、集合場所からバスに乗り、数十分走り、一旦大きな駐車場で下車。
そして、もう一度集合して、本当の?!バスに乗ります。
もし、そのようなバスの場合で、値段や乗り場にメリットがない場合は、面倒なので、避けたほうがいいかもしれないです。
バスには主にタブルデッカータイプ、いわゆる2階建てバスと、通常のバスがあります。
2階建てバスは、一見、大きくて見晴らしも良いように思いますが・・・。
・・・夜はカーテンを締め切るので、景色を楽しめません!意味ないです。
さらに、2階建てバスは、天井が低いだけではなく、手荷物の収容スペースが非常に狭いのです。
ハンドバックやリュックサック以上の大きな荷物の車内持込はできないと思ったほうがいいです。
しかも、不幸なことに、満席の場合。
2階建てバスは空間が狭いのです。普通のバスの60〜70%の空間。
50人近くの人が何時間も狭い空間にいるのです。空気が薄くなる・・・訳ではありませんが、
仕事を終えた数十人分のおっさんの蒸れた靴下が熟成され・・・その香りが密室に・・・
想像するだけでも怖いですね。
空いている日だと、空き座席があるので、ゆったりできますね。
お疲れのサラリーマンが選んで後悔するのは、夏休みや春休みのテーマパーク系ルート。
一晩ぐらい寝なくても大丈夫な、元気のいい学生さんが大量に乗っている場合、
一晩中おしゃべりや、シートを限界まで倒したり・起こしたり、お菓子を食べたりジュースをこぼしたり・・・
いろいろな事件が起きて、翌日、辛いことになります。
安くて古いバスにあたった場合、夜は静かなので、予想以上に「バス自身の音」が気になることがあります。
例えば、窓の振動防止(ゴムパッキンなど)など静音対策が不十分なバスの場合、振動で窓や車体の音(「ガンガン、ガンガン」)がかなりうるさいです。
座席が指定できるバス(JRバスや鉄道系バス、その他座席指定ができるバス)をお勧めします。
それには・・・以下の理由があるからです。
夜行バスは夜に走ります。カーテンを締め切るので、景色は見えません。
秋〜冬〜春の窓側席は窓からの冷気で、予想以上に体が冷えます。カーテンをしても、冷えてきます。下手をすれば風邪をひきます。
3列シートでも、冬季は窓に近い席は避けたほうがいいかもしれないですね。
通路側は、疲れたり、寝心地が悪いと、通路に足を伸ばしたりと、体勢を変えられます。
これは乗ってみると意外と楽さが違うのです。
トイレ横の座席は、時間が経つにつれて、トイレから何とも言えないマイルドな香りが漂ってきます。
また、トイレに行く人がよく通ります。 好き好んでここは選ばないほうがいいですね。
3列シートでも、トイレに近い席のなどでは、通路があるようでも通れない座席もあります。
ちなみに、2階建てバスの1階席は、意外とお勧めです。
1階席は、最大10名程度の定員で人数も少ないため、臭くなりにくいです。
また、荷物スペースが2階よりも広い・・・ような気がします。
人気の席なので、すぐになくなってしまいます。
ただ、高速道路の「継ぎ目」の振動がよく響きやすいという弱点もあります。
基本的に夜行高速バスではシートを大きく倒すことになります。
そのため、前に座席が無い席は、前の人がシートを倒してこないので、比較的ゆったりできます。
人気の席なので、比較的早く予約されますので、ご注意ください。
ただ最前列の場合、若干足元が狭い場合があります。
シートを倒すことに気を遣う方は、後ろに誰もいない席、例えば、後ろが階段のような席は、遠慮なくリクライニングできるので、お勧めです。
これも人気の席なので、すぐになくなってしまいます。
でも前の人が思いっきりシートを倒してくるとあまり意味がありませんが・・・
カーブが多い路線は結構、揺れるので、落ち着いて眠れません。避けたほうがいいです。
例えば、中央道ルートよりも、新東名ルートの方がカーブが少ないので、揺れは少ないです。
少しでも、快適に過ごすために、こんなグッズが役に立ちました。
●服装・・・エアコンがきつかったり、朝冷えたりするので、夏場でも長袖を持参することをおすすめします。
●マスク・・・インフルエンザ対策の他にも、口が渇かない、よだれが出ても分からないと言ったメリットがあるので、マスクは欠かせません。臭い防止にも・・・香りがするマスク、水分が補給できるマスクなど、ちょっといいマスクを用意したほうがいいかもしれません。
●タオル・・・タオルは、枕代わりに使ったり、背中に挟んだり、と色々な用途があるので持っておいて損はありません。できればバスタオルが良いです。
●トローチ ・・・多くの人と同じ空間を共有するので、できればなめておいた方が良い。
●お茶 ・・・長い夜行バスの旅にはお茶は欠かせません。もちろんフタができるペットボトル。
●(冬場)カイロ・・・冬、眠れない時などに、足や背中を暖めると、眠りやすくなる。
●スマホモバイルバッテリ・・・ 最近では、充電できるバスも増えていますが、念のため持っていきましょう。
【夜行高速バスの違い】東京〜大阪 鉄道・バス会社系 vs ツアー系夜行バスの比較
【駅が近い高速バスのバス停】渋滞で到着が遅れそうな場合も使える!
【東京駅】八重洲南口(JRバス関東)乗り場/【新宿駅】バスタ新宿
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