大阪府と奈良県の府県境にある生駒山は640m程度の山です。大阪の中心部から近く、そして電車を降りればすぐにきれいなハイキングコースがあり、お手軽に大自然が満喫できます。そして、 何といっても大阪平野が一望できる絶景が楽しめます。
ハイキングコースは様々用意されており、緩やかなコースや、階段が続くハードなコースまでさまざまあります。「府民の森」は大阪府によって管理がされており、森の中でもキレイな休憩所やトイレがあったり 、広い道が整備されているなど、はじめての山登り・ハイキングでも安心して楽しめるようになっている点が特徴です。
目的地となるゴール地点は、「生駒山上」以外にも、府民の森(ぼくらの広場)、あじさい園、つつじ園などさまざまあります。特に、生駒山上には遊園地があり、頑張ってハイキングをした後に、遊園地で遊んで、ケーブルカーで帰るというお楽しみ付きのハイキングも楽しめます。
また少し南の方(なるかわ園エリア)では、「らくらくセンターハウス」駐車場に車を停めてハイキングすることができ、また車いすの方でも楽しめる「らくらく登山道」というコースもあります。
このページでは、様々な生駒山ハイキングコースをご紹介していきます。 また実際にそのコースでの写真をご案内します。順次、写真を追加していきますので、ご期待ください。
らくらく登山道のスタート地点「らくらくセンターハウス」です。
Googleのマップ作成機能で、各種コースを記載してみました。なお、実際の軌跡等から作成したところもありますが、一部、ずれている場合もあります。随時精度を高めていきますので、ご期待ください。
【枚岡公園・額田側(北側)】空色・・・枚岡公園(額田側・北側)には、額田山展望台等につながる様々なコースがあります。公園の南側との間には渓谷があります。また暗峠越えの国道もあります。渓谷は2つの橋でつながっています。「双子塚」で摂河泉展望コースに接続します。
【枚岡公園・枚岡側(南側)】水色・・・枚岡公園(枚岡側・南側)には、枚岡山展望台等につながる様々なコースがあります。枚岡駅からは、枚岡神社の裏側の山へと進んでいきます。「枚岡山展望台」から神津嶽コースに接続し て、府民の森「僕らの広場」の方面に向かいます。
【摂河泉展望コース】橙・・・枚岡公園(額田側・北側)にある「双子塚」標識から生駒山上へ行くコースです。
【長尾の滝コース】紫・・・額田駅方面から「長尾の滝」「天龍院」へ向かうコースです。谷に沿ったルートなので、少し薄暗い感じがあります。「 長尾の滝」の先は山道を経て摂河泉展望コースに合流できます。このコースはトイレ や休憩できる場所が少ないので注意が必要です。
【神津嶽コース】ピンク・・・枚岡公園(枚岡側・南側)にある「枚岡山展望台」から「枚岡神社神津嶽本宮」を経て、府民の森「ぼくらの広場」に向かうコースです。途中トイレや休憩所などもあり、無理なく散策できるコースです。なお枚岡公園内には「枚岡山展望台」へ向かうコースはたくさんありますが、どれも比較的坂道がキツイのでご注意を。
【らくらく登山道】【管理道路】薄緑・・・生駒山には管理用の道路が多くあります。基本的に車は通らないため安心して歩くことができます。管理車両が通るために 多くは舗装がされています。管理道路沿いにトイレが設置されています。また途中にはゲートがあり、一般の自転車やバイクなどは通行できないようになっています。他のコースと組み合わせて移動することができます。 傾斜は比較的緩やかです。
【客坊谷コース】青緑・・・瓢箪山方面(東大阪市郷土博物館)から、らくらく登山道の「客坊大橋」の下を経て「ぼくらの広場」に向かうコースです。東大阪市郷土博物館は、瓢箪山駅からは少し離れています。らくらくセンターハウス駐車場から「らくらく登山道」の客坊大橋から客坊谷コースに入ることも可能です。 急な段差や階段が続きますので、健脚者向けです。
【なるかわ谷コース】赤紫・・・らくらく登山道の「赤いトンネル」付近から「鳴川峠」に向かうコースです。こちらも、らくらくセンターハウス駐車場を起点に して向かう事ができます。後半は少し急な坂道が続きますので、無理せず進みましょう。
【生駒山縦走コース】灰色・・・生駒山の尾根を進む縦走コースです。大阪府と奈良県の県境を進む昔からあるルートです。尾根伝いのコースなので比較的緩やかです。他のコースと組み合わせて移動することができます。なお、暗峠〜生駒山上間では、信貴生駒スカイライン (有料道路)がコースを横断してしまい、横断が必要となるため他ルートの利用が推奨されています。 (昔は普通に横断できたのですが、横断可能な対処等がされることも無く、横断禁止とされてしまいました)
その他、【どんぐりの路】や【いしだたみの路】など、各コースや管理道路同士をつなぐ小路のコースも設定されています。
各方面からハイキングコースのマップが提供されています。