ソーラー発電をしたら、いつ頃、元は取れるかなぁ・・・?!2016年11月に太陽光発電(屋根のソーラーパネル)を設置してからの発電量(売電)実測レポートです。
(2)どこに頼むのが本当に良いか・・・業者を選ぶ時に悩んだこと・ノウハウ ※このページ
時々飛び込み営業で来るソーラーパネル販売会社。見積もりを出してもらうと、最大搭載が2KWで130万円だったり、4kWで200万円など・・・思いのほか搭載できるパネル容量が少ないなぁ・・・。と落胆の日々。
京セラ、東芝、パナソニック、ソーラーフロンティアなどの国産メーカで単結晶パネルの効率は20%に迫る一方、パネル価格が高い・・・。他のメーカーは「パナソニックと同じパネルを使っているのですよ!」などの説明があるが、発電効率が記載していなかったりで、ちょっと不安。
10年経っても回収できない可能性があり、半ばあきらめ。とりあえず、あきらめることを決定するために、ネットである程度信頼できそうなところに見積り依頼をしてみました。
とは言いつつも、予算にも限界があるので、とりあえず予算感を示して、高かったり条件が合わないと契約しない前提で、現地調査をしてもらいました。
すると、意外なことに5kW超の容量で税込約120万円という見積もりが来ました。パネルメーカは「カナディアンソーラー」・・・どこ?カナダ?! 効率19.6%って書いている けどほんと? さらに5KWもうちの屋根に載るんだったっけ・・・?
細かな図面や見積を受け取り、事業者の所在地や、実際に担当の人に会ってみた感触、金額の根拠、ネットでの評判など、できるかぎり調べて、決断しました。
「標準工事」は、値引き後で30万円になっていました。作業する人件費が発生するので、工事費で30万円は妥当なラインかなぁ。これを下回るような金額での工事だと、逆に若干心配かも。
明細に内訳がきちんと記載されていることも大事。(ケーブルなどはm当たりの金額などもきちんと記載している方が良いかも)
その他で丸められている場合は気を付けた方が良いかも・・・です。
単価に違和感が無いこと(やたら安い、やたら高い)も大切と思います。特に「やたら安い」ということもチェック要素かも。
いろいろなパネルの調査や、いろいろな業者に見積もり依頼をしました。
その時に気づいたことを記載します。
飛び込み営業のソーラーの業者がやってきて見積もりをもらうも、どれも若干怪しい。市場価格だけでも知りたかったので、とりあえずネットの見積もりサイト(ソーラーパー〇〇〇)に入力。正直ネットの見積もりサイトは信用していなかったので、大丈夫かなぁー、とは思ってましたが、意外と丁寧な対応。そこから紹介を受けた業者(ニュー〇〇という大阪の会社)は、もともと屋根関係の会社で瓦職人を有していて、実績も多いとのこと。対応や感じも良く、提案内容も要望に沿っていて、価格も予算内であったため決定。
でも、結局、決めるまでの事前調査だけで半年以上かけてしまいましたが・・・。
<経験的に思う、業者見極めの注意ポイント>
いろいろ聞いたり、調べたり、実際に見積もりをしてもらった結果、以下の業者はやめた方が良い・・・かもしれないです。
飛び込み営業で来る・・・ソーラーがついていない家を片っ端から回る。 ⇒ 経営が切羽詰まってるか、悪質業者のリスクあり(ちゃんとしたところもありますが)。 不具合時の補償ができない、適当な施工をしてその後連絡つかずという場合も・・・。来る業者はあまり信用せずに、自分から主体的に業者を選んだほうが良いと思います。例えば「ここだけの話、パナソ〇〇〇と同じパネルを使っているのですよ!」などとPRしてくるケースもありました。しかし資料上はどこにも記載は無かったりするので要注意です。また発電効率も記載が無い場合も少し心配した方がよいです。 |
大幅値引きをする、価格の根拠が不明確・・・見積もりが合計金額だけの提示で、積み上げになっていない場合も要注意。 「230万円から100万円引いて130万円!」など、根拠がよくわからない大幅な値引きをして来る場合や、パネル1枚の単価が表示されていなかったり、ケーブルの単位当たりの金額の記載が無かったりという場合も注意です。 相場価格は分からないだろうと、見積書の値引き前価格が相当高い金額を記載している場合もあります。 提示価格が積み上げになっていなかったり、値引きがざっくりされている場合、いい加減な会社の可能性が高いです。ひどい場合は、後で価格を変えてくる、上乗せしてくる、工事がずさんであったり、実際は安くない等がありえます。 |
実績が少ない・創業してから浅い・やたら若い・・・東日本大震災後のソーラーブームで立ち上げた会社などは要注意です。 ソーラーパネルの施工に必要な瓦職人が居なかったり、素人作業員が作業する可能性があります。 下手すると、屋根からの雨漏り、ケーブルを伝っての雨漏り、宅内への浸水が発生したり、また素人作業員による施工で、住宅を破損(瓦を破損・ずらす)されたり、台風ですぐに壊れるなどが発生する可能性があります。雨水の仕舞ができない・理解していない作業員が工事をすると悲劇、家を傷めることになってしまいます。 |
契約を急がせる・・・飛び込み営業で来て、「1週間以内ならばこの価格なので、早く申し込んで欲しい」など、やたらと契約を前倒しさせる場合はかなり注意した方が良いと思います。 金額が安くない場合だったり、経営が危ない会社、悪質業者のリスクも潜んでいます。ひどい場合は手付金や前納金として一部金を支払いさせて、ドロンという場合もあります。あくまでも飛び込みで来るところは、注意して対応する方が良いです。 |
Googleストリートビューで所在地を探しても会社が存在しない・事務所への訪問を嫌がる 事務所が無い(ペーパーの会社)可能性があります。住所を打ち込んでGoogleMAP(ストリートビュー)で見えないような会社は注意した方が良いです。例えば「事務所にお伺いして詳しく教えてください」という切り替えしで、嫌がる業者は注意した方が良いです。 |
メーカーの指示された施工方法を守らない メーカーは瓦へは穴を空ける方法しか許されていないのに、異なる方法で施工もできる、などのメーカ指定方法以外を勧める業者は注意した方が良いです。メーカーサポートを受けられないなどが生じます。 |
まあ、そんな感じです。とにかく、こっちの都合を考えずに訪問してくる業者は、注意した方がいいと思います。
どうしても価格交渉などは必要になってきます。
多かれ少なかれ、まずは「吹っ掛け」てきます。言い値で契約することは絶対にやめましょう。
以下は気づいた注意点です。ご参考になれば。
会社によって提示価格が変わってくるので、「複数社」で「相見積もり」は必須。
なお、あらかじめターゲット価格を決めて、この価格を下回ると即決する「即決価格」を業者に提示するというのも手です。(業者も、交渉で長引くことは、営業費がかさむだけなので、早めに即決価格を提示すると、いい線で見積もりを出してくる可能性があります)
3kWより小さい発電量の場合、回収までに要する期間が長くなります。
じっくり考えた方が良い(=ソーラーパネルをつけないことも検討)です。
・価格交渉の目安です。これは結構重要です。
15万円×kW数+50万円 = おおよその目安となる価格(万円・税抜)
筆者は、ソーラーパネルについてもいろいろ勉強して、予算の見通しがついて、設置を決意!!してから・・・以下のような流れでした。ご参考まで・・・
色々と事前調査をして、導入すると決定!!してから・・・結構時間がかかりました。
<7月> 業者への頭出し(複数社に頭出しした方が良い)
<7月> 現地調査・概算提示 …立ち合いが必要
<8月> 見積もり・発電量見込み提示 …予算と照らし合わせて・・・
<8月> 価格交渉、業者選定 …頑張りどころ
<9月> 工事日調整(場合によっては再度現地調査)…立ち合いが必要
<10月中> 契約
<11月上> パネル工事・コンディショナー工事
立ち合いが必要です。大体丸1日〜2日で終わるが、雨の日だと別途調整。
〜まだこの段階では発電した電気を使用できません〜
<11月上> 電力会社への申請・経産省への申請・・・業者が実施
<11月中> 電力会社電気接続工事・メーター工事…電力会社が実施します。立ち合いは不要な場合が多い
<11月中> 宅内装置電源系統切り替え作業…立ち合いが必要
〜これでソーラーパネルの電気が使用できます。売電もできます〜
※頭出しから売電まで早くても4〜5か月程度は要したので、このあたりのスケジュール感も大切です。
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(3)結果発表!!長期に渡る売電・買電・自家消費の結果は?!